猫好きな家庭教師の日記

猫好きなプロ家庭教師(東海地区)です。キャリア20年を振り返りつつ、日常の指導について思ったことを書いていきます。

中学1年生、初めての定期テスト。

昨年度、みごと志望校に進学した子たち(中1)が初めての定期テストを受けています。

 

ハッキリ言って、ヤバイです。

 

ここで私の思う事をいくつか書き留めておきます。

 

①プリント授業の先生が多い

私たちが学生の頃は、先生が黒板に書く→それを生徒が写す、

というのが普通だったように思いますが、

ここ最近はプリント授業の先生が多いです。

 

ここで問題が。

 

子ども(特に男子)はプリントの管理ができない!

 

もらったプリントの角をそろえて畳むことはもちろんできないし、

すぐにクッチャクチャになるし、あっという間になくします。

 

テスト範囲が発表されて、「授業プリントNo.1~No.4」とか書いてあっても、

そのプリントがどこにもありません。

これは大問題だと思うんです。

 

せめて教科ごとに2穴のファイルをが学校が用意してくれて、

配布プリントに穴を開けておいてくれればその場でファイリングできるのに。

 

プリントをきちんと管理するっていう教育は小学校ではやってくれないんですね。

親もきちんと教えてあげないんですね。

このまま大人になったらどうするんだろう。

 

②やっぱり英語がネック

私立中学はレベルの高い教育を受けられるというメリットがあります。

使用教科書も自由です。

でも前にも記事にしたように、中学受験をしていた子たちは受験のための塾以外の習い事をしていないんです。もちろん英語の塾にも通っていません。

小学校の英語の授業しか受けていない子が、いきなり100近い単語を覚えろと言われても無理に決まってます。

 

小学校の英語の授業がつまらないから、中学に入る前から「英語キライ」って言っている子も多いです。

受験勉強をしていると、国語・算数・理科・社会に関しては学校の勉強は難しくありませんが、英語だけは「サッパリ ワカリマセン」な状態で中学生になります。

普通の公立中学に行く子たちよりも英語の知識は少ない場合が多いです。

 

なのに、入学したとたんに「はーい!ジャンジャカ単語覚えてね!」と言われてもそりゃ無理だって話なんですよね。

 

今まさに中間テストの真っ最中ですが、結果が恐ろしいです。

 

 

小学校で英語をやる必要ってあるのかな…。

どうせやるならもっと書くことをメインに授業して欲しい。

簡単な単語くらい書ける状態にして中学に送り込んであげて欲しい。

アルファベットの名前と発音くらい叩き込んでおいて欲しい。

簡単な会話を少しやったくらいで、小学校に英語導入!とか言わないで欲しい。

もし本当に会話重視の教育をしたいなら、高校入試にも導入しなきゃ意味がない。

 

・・・と、ボヤいてみました。

子どもたちが偉い大人に振り回されて、なんだかかわいそう。